閑話(その12)
著名なブログ「EU労働法政策雑記帳」の孫引きです。
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社会経済生産性本部から昔の日本生産性本部に名称復帰したJPCが、毎年恒例の新入社員意識調査を公表していますが、
>1.担当したい仕事は「チームを組んで成果を分かち合える仕事」が過去最高(83.5%)
2.「今の会社に一生勤めようと思う」が昨年に比べ大幅に増加、過去最高(55.2%)
3.「良心に反する手段でも指示通りの仕事をする」が過去最高(40.6%)
4.「仕事を通じてかなえたい『夢』がある」が4年連続で増加、過去最高(71.6%)
という見事な結果になっています。
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3の項目についてコンプライアンスの視点からいろいろと論じることは可能でしょうが、組織に属する労働者はそれほど意外とは感じないのではないでしょうか。
法治主義が安定した社会を維持する効果的な制度であることに異論はありませんが、だからといって、その社会の人間がコンプライアンスを絶対的な行動原理とするとは誰も信じないでしょう。コンプライアンスの問題も、結局、違法な行動はリスクが高いという視点からのリスク管理の問題に解消されてしまいます。
そして、企業にとっては、違法な行為はその経済的価値を下げ、場合によっては倒産に至るリスクとして認識されているでしょう。
では、自治体はどうでしょうか。なるほど、自治体の違法行為は企業のそれと比べて社会的に、というかマスコミの扱いにおいて、強く糾弾されるようですが、そのことが自治体の収入や存立に影響を与えることはまずありません。
自治体の首長あるいは職員の不祥事がいくら続いても、住民税の徴収に影響しないでしょう(現場で滞納処理にあたる税務職員に住民が嫌味を言うぐらいでしょうか)。
まして、議会やマスコミで取り上げられる可能性の低い違法行為について、自治体の職員が意に介しないことは、とても自然なことのようにも思えてきます。
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